クロノグラフ機能を備えた腕時計を好まれる方は多いでしょう。特に機械式クロノグラフは航空機、またモータースポーツのシーンでも重要な役割を担ってきた歴史があります。その動作は魅力的ですが複雑な機構は繊細でもあります。

セイコVK64クロノグラフムーブメントHEMEL HF5及びHF20シリーズに使用されている SEIKO社製Cal.VK61 Cal.VK64はメカクォーツクロノグラフムーブメントと呼ばれています。

時計業界にクォーツムーブメントが登場したことは腕時計に大きな変革をもたらしました。一時期、機械式ムーブメントは滅亡の危機に瀕しましたが、現在では様々に進化し、その地位を築いています。

機械式ムーブメントにもクォーツムーブメントにもそれぞれ良い点とそうでない点があります。特に機械式のクロノグラフムーブメントは価格面において高額であることが多くの顧客を選別してしまう傾向があります。

我々HEMELはそうした高額化を常に懸念していました。そして我々はメカクォーツムーブメントSEIKO社製Cal.VK61 Cal.VK64に出会いました。HEMELのモデルに多く使用されているメカクォーツムーブメントを見て、すぐに機械式でないことがわかるのは、よほど鋭い目を持った時計マニアでない限り無理でしょう。通常クォーツであることを示すステップ運針ではなくスイープ運針を採用し、リセット時も機械式クロノグラフと同様、瞬時に帰零するアクションで、身に着けている腕時計が完全な機械式でないことをはっきりと示すものはありません。

また、12時位置と6時位置にサブダイヤルが配置されたCal.VK61、3時位置と9時位置にサブダイヤルが配置されたCal.VK64は、サブダイヤルが程よい距離をとっているため、機械式クロノグラフのような美しいデザインバランスを実現しています。クォーツムーブメントであるため、月間で±20秒という高い精度と国産メーカーとしての安定した部品供給によるメンテナンス性も優れています。そして何よりも、手に取りやすい価格が最大の魅力ではないでしょうか。

HEMELは新しいものが瞬時に消費され陳腐化してしまう現在のデジタル社会において普遍性を思わせるクラシカルなイメージを大切にしつつ最新のテクノロジーと316Lステンレススティールやサファイアガラス、セラミックなど最高の素材を採用し 「Practical luxury ( 実用的ラグジュアリー)」というコンセプトのもと、クォリティーに妥協せず購入しやすい価格での提供を実現しました。

SEIKO社製メカクォーツムーブメントの詳細は こちらから


ST-19について

1940年にスイスのムーブメントメーカーであるヴィーナス社のCal.175の生産が開始されました。現在でもこの機械はライセンスを受けCal.ST-19として中国で生産されています。ヴィーナスCal.175はクロノグラフの機械の歴史で有数なクロノグラフのムーブメントのひとつです。このムーブメントはスイスの数々の有名なメーカーの名機と言われるモデルに採用されています。ヴィーナス社は1923年に設立しその独自の存在は1961年にバルジュー社との合併で終了し、ヴィーナスのブランド名も1966年に完全に消滅しました。短い間の存在でしたがヴィーナス社はスイスで最も有名なクロノグラフのメーカーになり、今でもその名誉と評価は語り継がれています。

そのヴィーナス社が終了する直前の1961年に中国政府の依頼によって中国でヴィーナスCal.175を製造する工場をつくりました。技術援助をはじめ、1961年から1965年までに厳しい訓練と技術指導を行い、1965年より中国でのヴィーナス175のクロノグラフの生産に成功しました。中国空軍の厳しい基準を満たし、Cal.ST16という品番で中国空軍に採用されました。その後、ST16の改良を経てCal.ST19へと進化していきます。

話をヴィーナスCal.175に戻すと、特徴的なのはその中心の制御機構にコラムホイール(ピラーホイール)があることです。車の変速機のようにクロノグラフの様々な機能の切り替えをコントロールします。コラムホイールのクロノグラフを作るのは非常に難しい高度な技術が要求されました。今、スイス製のコラムホイールのムーブメントは非常に少なく、数百万円もするものも珍しくありません。今、ヴィーナスCal.175はCal.ST19となり18000bphだった振動数も21600bphにアップグレードされました。生産拠点は中国になっていますが、スイスで生まれた精度と正確さは現在でも維持され、発展しています。

HEMELでは手巻きの機械式クロノグラフのムーブメントにCal.ST19を採用しています。黄金時代のアビエーションウォッチをタイムマシンを使わず現代に復活させたました。

 

 

 

Cal.9039とは

ミヨタ社の機械式ムーブメントは世界で最も普及している機械式ムーブメントとして、世界中の時計ブランドに供給されています。アナログクオーツムーブメントもそうですが、機械式ムーブメントを製造できる会社は日本には数社しかありません。 ミヨタ社は手頃な価格でありながら信頼性の高いムーブメントを製造しているメーカーとして知られています。そのミヨタ社の自動巻ムーブメントの中でも9000番台のキャリバーはプレミアムと位置付けられる上位機種です。その品質はヨーロッパのメーカーと比較しても遜色ありません。

近年、機械式腕時計の高額化は加速する一方です。デジタルが全盛である現代において機械式腕時計の存在は多少なりともノスタルジーのイメージがついて回ります。また、どれだけ技術が進化しても熟練した職人の手が必要な機械式ムーブメントの製造コストの上昇は避けられません。我々HEMELはそうした高額化を常に懸念していました。「日常で使いたくなる腕時計」を作るのに我々はミヨタ社製Cal.9039を選択しました。ミヨタ社は1959年にシチズン時計株式会社が長野県御代田町に竣工したムーブメント製造工場でした。現在はシチズングループのムーブメント製造会社として独立し、その工場で製造されたムーブメントは世界中の様々なブランドに使用され信頼されている実績あるメーカーです。Cal.9039は24石の自動巻ムーブメントで振動数は28800bph、42時間のパワーリザーブと日差-10〜+30秒の精度というスペックと耐久性、安定した部品供給などメンテナンス性の良さが評価されています。腕時計を単なるファッションアイテムとして消費するのではなく、末長く愛用できる要素を優先して考えた結果です。ミヨタ社の技術は手間のかかる機械式ムーブメントの組み立てを自動化するラインを構築するなどコストダウンに努めており、高品質でありながらも手に取りやすい価格を可能にしてくれました。

HEMELは新しいものが瞬時に消費され陳腐化してしまう現在のデジタル社会において普遍性を思わせるクラシカルなイメージを大切にしつつ最新のテクノロジーと316Lステンレススティールやサファイアガラス、セラミックなど最高の素材を採用し 「Practical luxury ( 実用的ラグジュアリー)」というコンセプトのもと、クォリティーに妥協せず購入しやすい価格での提供を実現しました。

ミヨタ社のムーブメントについての詳細は こちらから

 

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